カイジに学ぶ世の中の片鱗と名言集【カイジ-福本伸行作品】
カイジに学ぶシリーズの第2弾ですね。
前回の記事と合わせても良かったのですが
かなり長くなりそうだったので2つにわけております。
ちょっと脇役の人のセリフとか
混ざっていますが、主人公のカイジに
ポイントがあてるスタイルでいきますので、
さっそく見ていただければ幸いです。
勝つものは勝つべくして勝つ
-
勝つことは偶然じゃないっ…!
勝つ者は勝つべくして勝っているのだっ…!
オレは甘えていたっ…!
まるでなってなかった…
勝つ道…
勝つ力をまるで築かず
ただ徒に闘い
負けを重ねていた
当然だ…負けて当然
「勝つ」ってことは
もっと具体的な行為の延長線にある
確実な未来…
必然…当たり前のことなんだっ!
カイジが兵頭会長と戦う際に
空のティッシュ箱を使ったギャンブルで
綿密な計画を立てているカイジの行動を見た
モブキャラのセリフの一部です。
これを見てもらってもわかるように
結果は、どういう過程をたどったか?その先にしかありません。
企業家、芸術家、スポーツ選手などなど
どんな分野であれ、成功している人のほとんどは
そこに至るまでに漫然と時を過ごしていたのではありません。
未来に具体的な目標をたてて
今日の1日を具体的な努力を積み重ねて
結果として成功を勝ち取っていると思ってよいでしょう。
その積み重ねは、「才能」「運」などのような失敗の
言い訳に便利な目に見えるものではなく
しっかりとした実感が伴います。
そして、その実感が自信につながって
成功と勝利への道を築いてくれるのです。
そのためには、私たちは自分なりにビジョンを持って
1日1日を過ごす必要があると言えるでしょう。
簡単に誘惑に勝てたら苦労はしない
-
ううっ
キンキンに冷えてやがる
あ・ありがてぇっ
涙が出るっ
犯罪的だ…うますぎる
染みこんできやがる…体に
ぐっ…溶けそうだ…
本当にやりかねない…
ビール一本のために…
強盗だって…
多額の借金で、地下の強制労働の話の際
高額の1日外出券を手に入れるために、我慢を決意するが
周りの連中は節約をせずに
ビールや焼き鳥をペリカという
給料を湯水のように使っている姿をみて
班長のおごりの効果もあって、我慢ができずに
誘惑に飲まれたシーンの際に出た言葉です。
少しくらい良いかなの思考は破滅の道
「少しくらいいいかな」
「明日から頑張ればいいかな」
こういうことをよくやってしまっている人は
典型的なダメ人間になっている可能性があるので
今日からでも律する気持ちで
1日1日を大切に取り組んだほうがいいです。
フランスのことわざにも
「誘惑を征する最も確実な方法は
誘惑に屈することである」
という言葉があります。
まずは、誘惑というものは
そう簡単に克服できるものではないと知りましょう。
栄光への1歩は、誘惑から勝つことからはじまります。
例えば、ダイエットを1週間するとして
その1週間をアナタは耐えることができるでしょうか?
こういう小さなことからクリアして
鍛錬して強い心を持つことが大事になります。
責任逃れの言い訳は、何も生まない
-
魔…魔がさしたんだっ
ちょっと…
ほんのちょっとだけ…
「魔がさした」とはどういう意味だろう?
これを辞書的な意味を調べてみると
「悪魔が心に入り込んだように
判断や行動を見誤る。出来心を起こす。」
真面目な人が、まさかそんな事件を起こすとは
思わなかったみたいな報道ニュースもありますが
これは、何かのせいなのだろうか?
「誰も見ていないからいいかな」
「あまりにもストレスが溜まっているから解消してやる!」
こういうのを「魔」というのなら
単にその人の本性が顕になっているだけになります。
つまり、「魔がさした」といって
自分以外の何かが原因なんだみたいな言い分けをすると
相手の信頼は地に落ちるでしょう。
失敗したら、自分のせいであるということで
認めるところから始める。そうしなければ
「謝罪」も「反省」もないのと一緒です。
非情さを知り、自分自身を救える努力をする
-
人は人を救わない…
なぜなら…
人は人を救わなくても…
その心が痛まないから…!
期待するな!他人に
自分だっ!自分。
自分を救うのは…自分だけ!
これに関しては、賛否両論あると思います。
たしかに、ボランティア精神溢れる人がいたり
困っていたら助けてくれる人はいます。
だから、このセリフに限っては
偏見な物の見方になるかもしれません。
ただし、勝負事に限っては誰も救ってはくれません。
誰かが勝者になるということは、敗者が出るということです。
ビジネスなど、金銭面が絡むことも
最終的には、自分で何とかする位の気持ちでいたほうがいいです。
そうしなければ、生き残ることが厳しいですから。
勝負の場では、とくに自分しか信じられないという
非情さが結果として、自分を救うことにつながります。
1つの戦略にしがみつく危険性
-
一度割れたグラスは
いくらその破片を集めても
もう元のグラスには戻らない
破片は破片であり
グラスではない
今 状況はまるで変わってしまった…
なのになぜか人は
一度…
こうと決めた戦略を貫こうとしてしまう…
それがもう今の状況に合わぬ…
欠陥だらけの時代遅れ
ポンコツだと薄々知りながら…
しかし放すことができない
狂躁に駆られてしまう
抑えがたく
これはカイジを知っている人じゃないと
想像できないかもしれませんが、
エスポワール号の限定ジャンケンで
グーのカードを買い占めたら
戦略を有利に進めれると思っていたら
誰かがパーのカードを買い占め始めたことにより
この戦略が破綻していく際に出た言葉です。
1つの戦略に固執する危険性を
常に持っておかなければいけません。
これには、わたしも自立してから痛い目を見ました。
ネットビジネスをやっていて、これが成功パターンかと
やっていたら、見事に市場の動き、
検索エンジンの仕様の変更によって見事にやられたのです^^;
一度、立て直しが必要な状況になりました。
心理学者の渋谷昌三によれば
「人間は、1度ある方法で成功したら
その方法にいつまでの固執する傾向にある」そうです。
どれだけうまくいった戦略だろうと
見直して、時代の流れに合わせていく姿勢が大事になります。
この臨機応変の対応が人生の成功の分かれ目と言って良いでしょう。
自分の可能性は自分で閉ざさないこと
-
何しろ1円も持ってないでしょう…
「出ろ」だの「飛べ」だの
言うのは簡単だけど…
そんな言葉に乗せられて出たら…
要するにオレが困るわけで…
そういうのちょっとオレには向かない…
っていうか無理…
たぶん無理…
っていうか不可能……
数々の修羅場をくぐり抜けた
カイジらしからぬ名言ですね^^;
何がダメかって、このシーンは
まだ何もやっていないのに、
期待するな、できないと卑屈になっていることが問題なのです。
やりたくないときに、こういう言葉を使って
逃げたくなる気持ちも確かにわかりますが
変にできないと自分に言い聞かせることが癖になると
できるものも、できない人間になってしまいます。
自分で自分の可能性を閉ざすことはしないことです。
ただし、取捨選択で今は手を広げるべきではないみたいに
考えて「やらない」という選択はアリです。
可能性を狭める言葉や言い訳は
使わないようにしたほうが、人生で出来ることが増えて
充実していくことにもつながりますので、
意識してこういう行いはしないようにしていきましょう。
長くなりましたが、
カイジに学ぶ名言集2のお話をこれで終わりますね。
余談:面白かったカイジのニコニコ動画集
イチジョーの奇妙な冒険です。
「オラオラ」と「チカチカ」ラッシュが見所ですね。
逆境無頼のんのんびより…
あまりにも自然にカイジたちが溶け込んでいたので
かなり笑ってしまいました。
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